「Amazon Fire TV」を購入して1年半、Appleユーザーによる感想
2015年の11月頭に「Amzon Fire TV」を購入して1年半が経過しました。
スティック型のものではなくて、平べったいほうです。
もうね、とにかく買ってよかった。
もはや生活の一部と化していて、毎日のように使っています。
というわけで早速所感をまとめてみようと思います!
【目次】
購入前、「Apple TV」との比較
そもそも11月頭って購入時期としてはちょっと微妙です。
というのも、9月の終わり頃に「プライム・ビデオ」の配信が開始され、丁度その時期に「Fire TV」の予約が開始されたから(発売日は10月28日)。
予約すると3000円も安く購入することができたため、初期に入手した人のほとんどは初回予約購入者だと思います。
それなのに何故中途半端な時期に買ったのか。それは「新型Apple TV」の発売を待っていたからです。
私は現在iPhone、iPad、MacBookの3台のApple製品を使用しています。当然その流れから行くとApple TVを使用したほうが色々と都合がいいわけで、9月に新型機が発表されてからはそちらを購入するつもりでした。
でも結局悩んだ末に、以下の理由で「Fire TV」を選択しました。
- 4K対応。
- Apple TV は「プライム・ビデオ」非対応(購入当時)。
- 価格差。
上2つの差もありながら、大きな値段の差があったこと。さらに実際にApple Storeに行って実際に本体を触ってみたところ、UIに不満を感じたこともあって、結局「Fire TV」を選びました(iTunesでコンテンツをあまり購入しないのも理由の1つです)。
使用感は?
とにかく気軽に使える。
一瞬でスリープ状態から立ち上がり、リモコンを手にして10秒後には動画を見ることができます。
プライム・ビデオやPrime Musicを視聴することに特化しているので、ごちゃごちゃ感がないのも嬉しい。
また、ベースがAndroidということもあって、カスタマイズ性がかなり高いのもいいですよね。メディアサーバー機能もしっかり果たしてくれます。使ってないけど。
また動画再生が途中でとまったりすることがないのも好印象です。自分は寝室にPS4を置いていて、そちらでプライム・ビデオを見ることがありますが、結構途中で再生がとまっちゃうんですよね。一方「Fire TV」は4K画質の映像でもスムーズに読み込んでくれてストレスフリーで使用できています。
母艦としての性能
と、ここまでべた褒めしてきましたが、欠点が1つだけ。
母艦として使用するには物足りないかな〜、って思います。
手軽であるがゆえに、細かいところに踏み込んだ使い方には向いていないと感じます。端末間の連携機能もちょっと弱い。
そういう意味では、「Fire TV」をメインとして使うというよりは、プライム・ビデオの視聴に特化した専用機として使っていくのがおすすめです。
こんな人におすすめ!
プライム・ビデオやPrime Musicを使用している人は、例え周りをApple製品で固めているとしても、間違いなく買いだと思います。そもそもTVに接続して使うメディアプレーヤーにiCloud連携はあまり必要がない気もするような。。。
一方「Hulu」や「Netflix」などの他の動画配信サービスや、「Apple Music」「Spotify」といった音楽サービスを使用している人は、ぶっちゃけ他の選択肢もありかも。わざわざプライム・ビデオを使用する必要もありませんしね。
自分は本当に見たい映画は映画館で、音楽は非可逆圧縮で保存してNAS→レシーバー経由で楽しんでいます。そこのコンテンツの隙間を埋めるのにAmazonのサービスはピッタリといった感じです。でも単体で使うにはちょっと物足りないですね。あくまで併用前提。
読み返してみても割りとべた褒めしてますが、それに相応しい出来栄えの商品です。
プライム会員に登録している人で「Fire TV」を買わないのは本当にもったいない!
最近ではスティックも新型が発売され、まさに今が買い時。是非とも1度購入を検討してみてはいかがでしょうか?