「ハンドスピナー」が大人気! 歴代の”回す”おもちゃを振り返ってみよう
最近謎のおもちゃ「ハンドスピナー」が評判になっています。
Fidget Spinner Toy 指スピナー ハンドスピナー フォーカス玩具 ボールベアリング ミキシングセラミック軸受超耐久性の高い高速度 (ブラック)
- 出版社/メーカー: FengNiao
- メディア: おもちゃ&ホビー
簡単に言えば、とにかく回すことに重点を置いたおもちゃ!
回っているのを無気力にひたすら眺め続ける・・・。
聞いた限りではつまんなそうな感じが漂いまくっていますが、謎の中毒性があるらしく、一度回し始めたらやめられないのだとか。
アメリカでは主に学生の間で大流行しているおもちゃで、そのあまりの人気ぶりに一部地域では使用を禁止している学校もあるそうです。
日本でも『日本ハンドスピナー協会』が設立されたり、YouTube上で話題になったりじわじわと広まっています。
そんな「ハンドスピナー」ですが、やっぱりこのおもちゃの肝と言えば”回す”こと。ここまで純粋に”回す”ことに対して向き合うおもちゃって多分ありませんでしたよね?
「ハンドスピナー」以上の”回す”おもちゃが果たして存在するのか?それを探るために過去の”回す”おもちゃを簡単に振り返ってみましょう!
ベーゴマ
1920年代に流行した独楽遊びの1種。
ゲームやアニメでよくある「勝ったら相手の◯◯を貰える」を地で行っていたことで有名。
”回す”系おもちゃの代表格と言えばこいつですよね。
フラフープ
Shusoul ダイエット フラフープ 大人用 エクササイズ に 理想のくびれを 直径95? 8本組
- 出版社/メーカー: Shusoul(シュソール)
- メディア: その他
1950年代に大流行した遊具。
アメリカでのヒットを受けて日本に上陸。その後日本でも大ヒットを記録。
最近ではただの遊具には収まらず、スポーツ競技、ダンスやエクササイズなど様々な場面で大活躍しています。
流行から我々の生活に定着した、おもちゃを超えたおもちゃです。
アメリカンクラッカー
- 出版社/メーカー: メガハウス
- 発売日: 2005/02/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
1970年代にヒットした、ぱっと見催眠術に使えそうなおもちゃ。
実際は2つの球をぶつけあって、音を出して楽しむものです。
上級者は球を高速回転させながら、リズミカルに音を鳴らすことができるみたいです。
ハイパーヨーヨー
ハイパーヨーヨー ハイパークラスター MB・S2スターウイング ブレイズグリフォン
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2011/07/23
- メディア: おもちゃ&ホビー
1990年代に大流行したおもちゃ。
ただのヨーヨーにストーリー性やカスタマイズ性を付加することによって大ヒットしました。
その頃流行っていた『ミニ四駆』や『ビーダマン』のように、見た目や価格だけではなく、性能面に差をつけることによって、遊びとしての幅広さを提供したのもヒットの一因。
武器としての使用は禁止。
ベイブレード
ベイブレードバースト WBBA 限定 ドラグーンストーム レイヤー単品
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- メディア: おもちゃ&ホビー
2000年代に大流行したおもちゃ。
前述のベーゴマをベースに、より簡単に、より激しく遊べるように進化させた商品。
全盛期の頃は全国のおもちゃ屋さんで品薄が続き、偽物も多く出回っていました。
現在でも『ベイブレードバースト』と名を変え、商品展開が続いています。
ベイブレード バースト B-34 スターター ビクトリーヴァルキリー.B.V
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2016/04/02
- メディア: おもちゃ&ホビー
サンシャイン池崎がやっているCMが個人的にツボ。
クラッシュギア
- 出版社/メーカー: バンダイ
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: おもちゃ&ホビー
大ヒットしたのかと言われれば、そうでもない。
車?が不規則に回転しながら頭の角をぶつけ合うシュールなおもちゃ。見た目ビーダマン、中身ベイブレード&ミニ四駆。コースアウトしたクラッシュギアが襖に穴を開けるのはお約束。
自分は結構好きです。
ペン回し
だいぶ前から『ペン回し』自体は存在していましたが、本格的に表にでてきたのは2000年代。
ネット上の動画から大きく広まっていき、競技としての立場を確立しました。その結果2008年にはペン回し専用のペンが発売されることに。
割りとハンドスピナーに近いものがありますよね。
ハンドスピナー
そして「ハンドスピナー」。海外での流行を受けて、遂に日本にもその波がやってきました。
2本指で中心部分を挟んで回転させるだけのおもちゃです。
ここまで”回す”おもちゃを振り返ってみましたが、”回す”ことに純粋に特化しているのはやはりこれ。他のおもちゃは「回して戦わす」「上手く回して技を決める」ことがメインであるのに対して、ハンドスピナーは「回っているのを眺める」おもちゃですからね。純度が高すぎるわ。
ハンドスピナー歴の長い人は、そこからさらに一歩進み、独自に生み出した技を決めて楽しむといった新しい遊び方を追求していっているみたいです。
そのうちハイパーヨーヨーやペン回しのように、競技方向に特化していく可能性も十分にありますね。
まとめ
というわけで歴代の流行”回す”系おもちゃ(とクラッシュギア)について振り返ってみました。
おそらくこれからますます話題になっていくだろう「ハンドスピナー」。まだ、経験したことのない人は是非試してみてください!
偉そうに勧めておいてなんですが、自分もまだ触るどころか実物を見たことすらないので、明日買いに行きます・・・。