一般人の徒然

一般人の徒然

日々気になったことをジャンル問わず、幅広く考えていきます。

一般人の徒然

塾・予備校の入学説明、体験授業を受ける際に必ず確認するべき7つのポイント

 

 

塾・予備校の入学を決定づける上で1番の決め手となるのは入学説明と体験授業です。

実際に校舎に足を運ぶことによって、パンフレットや口コミだけでは見えない部分を内側からしっかり確認することができます。

しかし入学説明や体験授業は何度も受けることができるものではありません。限りある機会にできるだけ情報を集めておきたいところです。

 

今回の記事では、塾・予備校の実際の様子を見逃さないためにチェックしておきたい7つのポイントを紹介したいと思います。

 

【目次】

 

 

入学説明

1.一対一で直接話を聞こう

塾・予備校は定期的に入学説明会を実施しています。そちらに参加すれば年間カリキュラムやバックアップ体制など大体のことは一通り分かりますが、正直パンフレットに載っている情報と大差ありません。校舎に足を運ぶ上で最も確認しておきたいことは、職員の生徒に対する姿勢です。と言っても受付や事務の人たちはぶっちゃけどうでもいいです。少々愛想が悪かろうが合否には関係ないのですから。

ほとんどの塾・予備校では希望すれば入学前面談が可能です。その際対応するのは、生徒からの勉強や進路の相談に対してアドバイスをする職員です。実際に生徒と(特に入試本番前は)深く関わり、合否にも関わっている人達でもあります。そして入学前に必ず確認しておきたい存在です

直接話を聞いて、果たして自分のノルマを第一に考えているのか、それとも生徒の合格を第一に考えているのか見極めましょう。

 

2.考えを押し付けてくる職員に注意

一対一で話を聞く際に意識しておきたいのは、自分の考えを押し付けてくるかどうかです。生徒のことを第一に考えている職員は、あくまで可能性を示し、提案というかたちでアドバイスをします。そして最終的な決定権は生徒、あるいは保護者に委ねます。

一方合格実績や自分のノルマのことしか考えていない職員はとにかく「これはこうすべき」「こっちが絶対いい」というような感じで考えを押し付けてきます。

アドバイザーというのは情報を与えてくれる存在ではあっても、意思決定をする存在ではありません。いいアドバイザーに出会えることができれば、自分の合格可能性はぐんと高まります。

 

3.周りに気を配る

もし面談が個室ではなく、周りに人がいるような場所(窓口前など)で行われればむしろラッキーです。

いい塾・予備校というのは、生徒と職員(あるいは大学生チューター)との交流が適度に活発です

相談中、窓口や他の相談用の机にも意識を向けておきましょう。生徒が頻繁に相談や質問に訪れているとすればそれは、生徒が声を掛けやすく、尚且つ信頼を置いている職員、チューターが多い証拠です。

とはいえ距離感が近すぎるとマイナスに働くので、適度な距離を保って接しているのか確認することも大切です。

 

 

体験授業

4.ファーストインプレッションを大事にせよ

体験授業を受けている際「退屈だな」と感じることがあれば、その授業の受講はおすすめしません。

『好きこそ物の上手なれ』ということわざがあるように、楽しんで勉強したほうが成績も伸びます。

学校の授業で面白い先生に出会える可能性は低いです。少なくとも私は小中高を通して指で数えられる程度しか出会ってません。もはや大学に関しては指を使う必要がないです(講義テーマは面白いんですけどね)。

しかし塾・予備校の先生は人気商売なだけあってめちゃくちゃ授業が面白いです。わざわざ学校でないところでも授業を受けるんだったら面白いほうがいいに決まってますよね。

 

5.ノート作りが目的の授業はNG

たまに(特に理系科目で多いですが)ひたすら板書をしてそれを生徒が機械的に写して板書を読み上げてはい終了の授業があります。そんな授業を受けるくらいだったら参考書買ったほうが早くないですか?受け身で授業を受けてもなんのプラスにもなりません。

口頭説明が多い授業はいい授業の可能性が高いです。口頭説明は自分の頭の中で咀嚼して考える必要があるため、積極的に自分から授業に参加していく時間が長くなります。

 

 

番外編

6.掲示物を確認しよう

生徒対応のよい塾・予備校は掲示物にも力を入れています。イベント情報や合格実績だけではなく、大学生チューターからの具体的な受験アドバイスや入試に関する数値データが掲示してあるのは職員チューターの熱意と生徒第一主義の証拠です。

 

7.可能であれば自習室の雰囲気をチェック

自習室の雰囲気も授業と同じくらい大切です。集中できる環境は整っているのか、気軽に使用することができるのか、座席がいっぱいで入れないことがあるのか確認しておきましょう

自習室をわざわざ案内する塾・予備校は少ないと思いますが、こちらから申し出て断られることはないでしょう。

 

 

まとめ

1.進路担当の職員から直接話を聞く。

2.考えを押し付けず、可能性のみを示してくれる職員は信頼できる。

3.生徒と職員、チューターの関係を観察する。

4.体験授業では最初の印象を大切にする。

5.ノート作りがメインの授業はNG。

6.校舎オリジナルの掲示物を確認しておく。

7.自習室の雰囲気を確認する。

 

以上の7点が、入学説明や体験授業で来校した際に確認しておきたいポイントです。

自分に合った、そして自分のことを最優先に考えてくれる塾・予備校を見極めて、受験生活の質を高めていきましょう!