一般人の徒然

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日々気になったことをジャンル問わず、幅広く考えていきます。

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【必読】新高校2年生が高3までにやっておくべきたった1つのこと

こんにちは。

国公立後期入試も終わっていよいよ大学受験新年度が始まりますね。

 

4月から高校3年生の方はある程度やるべきことが分かっていて既に受験勉強を始めている人も沢山いると思いますが、新高校2年生の方はまだまだ受験勉強がピンと来ない人も多いんじゃないでしょうか。

 

「まだまだ受験まで2年あるやん」って思う新高2生の方もいると思いますが、あなたが大学進学を考えているならば既に受験勉強は始まっています!

今のまま過ごしていくと高3になってから手遅れになっている可能性も・・・。

 

というわけで簡単に高校2年生のうちにやっておくべきことをまとめてみようと思います。

新受験生の方でまだ受験勉強についてよく分かっていない方も1年間の流れを掴んでもらえたら幸いです。

 

 

【目次】

 

 

まずは高校3年生の1年間を知ろう

個人的にまずはゴールを知ってそこから逆算して勉強を進めて行ったほうが効率がいいと考えています。

というわけで最初に高校3年生(浪人生も含む)の一般的な1年間を見てみましょう。

 

 

<4月〜7月> 基礎固め

高校3年間で学んできたことの基礎固め。

ここで言う基礎とは、受験で出題される問題を解くために最低限覚えておきたい典型問題のこと。

  

【到達目標】

網羅系基礎問題集をノートや参考書を見ずに解けるようにする。

 

 

<7月〜9月:夏休み> 基礎固め、苦手克服、入試対策

7月からは予備校の夏期講習が始まると思います。夏休みの計画を立てる場合予備校の夏期講習を中心に据えたほうがいいと思います。

夏休みは現役生にとって成績を伸ばす最大のチャンスになります。

 

【到達目標】

・4月〜7月にやり残しがある場合最優先で終わらせる。

・基礎固めの段階で苦手と感じた部分を集中的に克服する。

・既に上2つが達成できている場合は入試形式の演習を積む。

 

 

<9月〜1月:センター試験まで> 過去問演習

私立専願の方はひたすら過去問演習に取り組めばいいと思いますが、国公立志望の場合はセンター試験の対策もしていく必要があります。

一般的に旧帝国大、医学科レベルの受験生の場合であればセンター試験対策は11月頃から始める人が多いです(予備校の生徒を見ている限り)。

 

【到達目標】

・最初に志望校の過去問1年を解いて自分の現状との距離を測る。

・過去問に挑戦できなかった場合間に他大の過去問や演習問題集を挟んで志望校のレベルに近づける。

・志望校の過去問の簡単な問題を解けるようにする。

・(センターを受験する場合)過去問をしっかり目標点取れるようにする。

 

 

<1月〜3月> 志望校決定、過去問演習 

ひたすら過去問演習。詰まる部分があればいちいち基礎に立ち返ってその都度対策。

国公立志望の場合センター後に残された時間は約1ヶ月、私立志望の場合は2〜3週間程度です。

 

【到達目標】

・過去問を用いて解ける問題を解けるように。

・捨て問を見極めることができるようにする。

 

 

かなりざっくりしていますがこれがおおよその1年間の流れになります。

 

 

 

やらなければいけないことを逆算をして考えてみる

さて「1年間の流れ」から考えると受験当日までにやらなけらばいけないことは、

①基礎固め

センター試験対策(国公立志望、私大のセンター利用を考えている人)

③志望校の過去問演習

の3つです。

ただし勿論これは最低限で、ここにさらに追加で「模試の復習」「過去問に到達するまでの演習」などまだまだやっておきたいことは沢山あります。

 

②と③に関しては夏休み以降9月からでも十分間に合いますが例えば医学科志望の方で「センター試験を9割以上取る必要がある」「二次試験の難易度が非常に高い」という場合は9月からの対策では間に合わない場合があります。

 

そこで8月から②、③を本格的に始めたとしましょう。すると①をこなすのにかけることができる時間は、高3の4月から勉強を始めたとして4月〜7月の4ヶ月になります。

 

この4ヶ月の間に高1、高2の2年間で学んだ内容に加え高3に入ってから進行形で学んでいる分野の基礎固めもやらなければなりません。

2年間全く基礎固めをやっていなければおそらく間に合わないと思います。しかし基礎固めを9月以降に持ち越してしまえば②③が実行できなくなってしまいます。

 

受験当日から逆算して考えることで高3からの勉強では①が時間的に厳しいことが分かりました。

 

 

 

結論

ここまで周りくどい感じでごちゃごちゃ言ってきましたが結局伝えたかったのは「①の『基礎固め』だけはどうしても前倒しする必要がある」ということです。

 

 基礎固めとは?

【受験勉強】「基礎固め」ってよく言うけど結局なんなの? - 一般人の徒然

 

高校2年生のうちにやっておくべきこと、それは既習分野の基礎固めをやっておくことです。そしてそれを達成するための手段はとてもシンプルです。

 

予習、授業、復習のサイクルを大切にする。

 

たったこれだけです。

 

予習によって授業で本当に聴きたいことをあぶり出す。

授業で予習段階で分からなかった部分を重点的に聴く。

復習で基礎固めを完成させる。

1度の復習では忘れてしまうので長期休みを利用して2度目3度目の復習をする。

 

これをやっておくだけで高3に入ってからの負担は大きく減ります。高3に入ってからは基礎を固めきることができなかった苦手分野の克服、全体的な総復習をすれば4ヶ月でもお釣りがきます。

 

部活等で忙しい人は予習は無理にする必要はないと思います。とにかく復習を大事にしましょう。

 

あとはとにかく遊ぶ!

高3になってからは本当に遊ぶ時間ないと思います。

オープンキャンパスも行っておきましょう。

 

 

この記事の最初に、受験勉強は既に始まっていると書きました。

受験の根幹には現在みなさんが学校や塾で学んでいる「基礎」があり、それを身につける最も効率的な勉強方法が日々の授業の予復習だからです。

 

高校3年生になって後悔しないように最低限の勉強を日々積み重ねていきましょう!