一般人の徒然

一般人の徒然

日々気になったことをジャンル問わず、幅広く考えていきます。

一般人の徒然

「シュレーディンガーの猫」の概観を簡単な言葉でマイルドに解説してみる

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【目次】

 

 

そもそも量子論とは?

小難しいことを省いて端的に言えば、

「今まではどうしても解明できてない謎があったけど、原子とか電子みたいな滅茶苦茶細かい世界を考えてみたら上手くいったぞ!」

的な学問。

 

量子論の世界では「確率」によって色々な物事、出来事を表現します。今回の「シュレーディンガーの猫」におけるキーワードです。

 

 

量子論の世界における「重ね合わせの状態」

シュレーディンガーの猫を考える上で頭にいれておきたい考え方が1つあります。

それが「重ね合わせの状態」です。 

 

先程述べたように、量子論では度々物質の状態を確率で表します。

「ある!ない!」

ではなく

「ここに30%の確率であるかも!」

って感じ。

 

例えばコインを投げたとして、それが地面に落ちると表・裏が決定されますが、それまではどちらになるのかは分かりませんよね。

空中にコインがある間は、「表になる確率が50%」「裏になる確率が50%」の1:1で表と裏が重なり合った状態にあるという見方もできます。これが重ね合わせの状態です。

 

 

とある仮説がたてられる

さていよいよ本題。

デンマーク生まれの物理学者、ボーア(とその仲間たち)がとある仮説をたてたました。

「人の意識(観測)によって物事が確定する」

と、ざっくり言えばこんな感じの仮説。

人が意識を向けていない間は、前述したように確率によって色々な状態が重なり合って存在し、人が意識を向ける(観測する)ことによって初めて状態が確定するという考え方です。

 

目に見えない量子(電子など)の世界であれば「まあそういうものなのかな」と許しちゃえるけど、自分の身の回りに置き換えて考えてみるとちょっと気持ち悪いですよね。

 

ということで、ここで異議を唱えたのがオーストリア出身の物理学者、シュレーディンガーです。

 

 

シュレーディンガーの猫

シュレーディンガー的には「物理現象は明確に表現できる」っていうのが理想。つまり確率の重なり合った訳の分からない状態なんて言語道断なわけです。

そこで考えだしたのが「シュレーディンガーの猫」という思考実験です。

 

超簡単にどんな思考実験か説明すると、

  1. 外からは中の見えない箱の中に猫をいれる。
  2. 量子的に50%の確率で毒を排出する装置(毒が排出された時点で猫は死ぬ)を箱に差し込む。
  3. さあ猫はどうなってるでしょーか?

といった実験です。

 

もちろん箱の中を覗き込めば、猫の生死は判断できるわけですが、問題は我々から猫の状態が見えないとき。

先程の重ね合わせの考え方とボーアの仮説を適用すると、「猫は生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なり合っている」状態にあると言えます。

 

でも我々の感覚からすれば

「ん?でも箱の中が見えなくても結局猫は生きているか死んでいるかのどっちかじゃん!」

って考えるのが普通ですよね。

 

確率で物事を記述するという現実離れしたボーアの仮説を批判するために考え出されたのが「シュレーディンガーの猫」というわけです。

量子の小さな世界では当たり前とされていたことを現実の世界に適用することで、量子論のある種の異常性、そして不完全さを示したのがこの実験と言えます。

 

 

まとめ

とまあ色々説明してきましたが、一文にまとめると

「量子の小さい世界では確率で状態を表現するってまあ分かるけど、現実に照らし合わせたら異常じゃね?量子論は不完全!」

というのを言いたかったのがシュレーディンガーの猫です。

現在でもこの矛盾(小さい世界では当たり前とされていることを私たちの世界に当てはめるとおかしくなる)を完璧に解消できるような考え方は見つかっていません。

 

こんな感じで量子論の世界には、私たちの今までの常識を覆すような考え方がたくさん存在しています。

「科学とか数学とかが苦手!」っていう人でも、全く専門用語や数式を使わずに、概念だけを分かりやすく説明してくれてる本が多く出版されているので、是非そちらを読んで不思議な世界の一端に触れて貰えたらと思います。

世界の見方が一気に変わって、いい感じにアハ体験できますよ。

 

先生、それって「量子」の仕業ですか?

先生、それって「量子」の仕業ですか?

  • 作者: 大関真之
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2017/01/30
  • メディア: 単行本

 

『部活引退から始める受験勉強』現役合格のために最初に知っておきたい5つのこと

 

「さあ部活も遂に引退!ここからは受験勉強一本に切り替えて頑張るぞ!」

と意気込んでみたものの

 

「まず何から始めればいいのか分からない・・・」

って人結構多いのではないでしょうか。

 

この記事では、部活を引退した後の最初の1週間でまず頭にいれておきたい5つの事項をご紹介したいと思います。

注)本記事は部活引退までにあまり勉強をしてこなかった人を対象として書いています。

 

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【目次】

 

 

前提として

まず最初に意識しておきたいのは「自分が周りの受験生に比べて出遅れている」ということです。部活をやっていなかった生徒に比べて、勉強時間は明らかに少ないわけですから、現時点ではその分出遅れているのは仕方のないことですよね。

また、高校入試では内申書というものが大きく合否を左右するので、部活に入っていたことが受験に対して有利に働いていましたが、大学入試においては指定校推薦やAO入試でもない限り、高校時代の成績や課外活動が評価されることはありません。センター試験の点数と大学別の試験の成績が99%以上の割合を占めています。受験という観点だけで見れば、部活に打ち込んでいないほうが有利ということになってしまいます。

つまり今から合格するために必要なのは、「効率よく、他人よりも努力する」こと。

 

常に「出遅れている」と自分に発破をかけることが、合格への鍵です。

 

 

まずは現時点での学力を把握しよう

というわけで具体的にやるべきことを考えていきましょう。

まず、部活引退の翌日からすぐに取り掛かるべきなのは、現状の把握です。

そこで利用したいのが模試。でも、模試ってそんな都合よくやってないもんなんですよね・・・。

 

本当は模試を受験するのがベストなんですけど、受験機会がない場合はセンター試験を利用しましょう!

 

日本の試験の中でもトップクラスに出来のいい試験、それがセンター試験です。この試験には、高校3年間で学ぶべきエッセンスがたっぷり詰まっています。すなわち大学受験で頻出の基礎問題が多く出題されているってことですね。

 

学校の進度にもよりますが、英語と数学に関しては高2までの内容で解けるようになっているので、まずは過去問を1年分チャレンジしてみてください。そこから自分の苦手分野を分析し、まずはそこを中心に勉強を進めていきましょう!

 

 

年間計画のおおまかな概算

さあ次に必要になってくるのは、入試本番までのおおかまな計画の設定です。

「基礎固め・応用問題演習・(センター試験対策)」の3点をいつから始めるのか、いつまでに終わらせるのか考えてみましょう。8月末とか12月の半ば、みたいなおおよそな感じで大丈夫です。

 

理想的な高3生の1年間についてはこちらの記事にまとめてあるので、参考にしてみてください。

 

1年間の学習の目算がたったら、次は今日からの1ヶ月でやりたいことを考えてみましょう。達成目標、そしてそのために必要な学習内容・分量を考えればOK。

例)

「今月は数学で確率、数列の基礎固めを完璧にする!そのためにチャートのp00〜p00を3周する!」

 

最後にその1ヶ月あたりの学習内容を1週間ごとに分割すればOK。

1日あたりで計画をたてるよりも、週ごとにたてるほうが効率よく勉強ができると思います。

 

注意点は、計画が偏りすぎないこと!

「この週は英語、この週は数学」

みたいな感じである科目に集中して勉強するのはむしろ逆効果。バランスよく計画をたてましょう(できることより苦手なものを優先して組んでいくと、結果的にバランスがいい感じになりますよ)。

 

 

実際に勉強を始めよう

受験勉強の基本は、実際に自分で手を動かして問題を解くことです。

頭を使って初めて身につけることができるので、頭を使わないような誤った勉強をしないように注意しましょう(教科書をひたすら眺める、ノートを別のノートに書き写すなど)。

 

そして最も大切なのは「やった気にならない」こと!

  • 問題量や勉強時間ではなく、その日自分が身につけることができた量で勉強量を測る。
  • 解答を読んで自分の頭の中だけで理解するのではなく、白紙に自分の手で一から答案を再現できるようにする。

この2つさえ意識していれば、勉強をしているのに成績が伸びないなんてことは絶対にないはずです。

 

そして勉強を初めてすぐの頃(基礎固めをしている頃)は成績はなかなか伸びません。実際に勉強の成果を強く実感できるのは応用問題演習を始めた秋頃になると思います。

というのも、基礎固めというのはいわば力を蓄えているようなもので、秋以降の伸びしろを大きくするための段階であると考えてください。つまりこの時期を耐えて勉強を頑張った人は秋以降一気に合格に近づくということですね。

 

 

まとめ

「部活=不利」、「部活≠不合格」

部活をやっていたことは、これまでの勉強時間という点においてはビハインドであるのは確かですが、それが不合格に結びつくわけではありません。

 

確かにみなさんが部活をやっていた頃から必死に勉強を続け、ゴールまで走りきった人は合格する可能性が高いでしょう。でも、そんな受験生って実際はほとんどいません。部活をやってなかった学生とは現時点で多少の差はあれど、効率よく勉強を継続していけばすぐに追い抜くことができるでしょう。

 

5つの知っておきたいこと

というわけで、もう一度記事内容の重点をまとめなおすとこんな感じ。

  1. 模試、センター試験過去問を利用して苦手分野を把握する。
  2. 大→小の流れで学習計画をたてる。
  3. 勉強をした気にならないように注意する。
  4. 偏差値や判定にこだわりすぎない。

 

そして最後にもう1つ。

「情報は総合的に判断する」

これが5つの中で最も大事。

 

誰か1人が言っていることを盲目的に信じないことも情報戦の受験においては大切です。出来る限り多くの人、場所から情報意見を取り入れて、自分に合うと思ったものを取捨選択してください。

 

つまり、この記事の内容も

「あ、でも自分は違うと思うな。自分には合わないな」

と思う部分があれば、もう全然切り捨てて貰って大丈夫です。

 

勉強法は人によって様々です。自分に合った勉強法を見つけた人こそが合格すると言っても過言ではありません。

もし、勉強法に悩んでいるのであれば、この記事以外にも受験記事を書いているので、参考として読んで貰えれば幸いです。

 

週刊少年ジャンプ「ラブコメ人気作品」の歴史を振り返ってみる

 

私事ですが、「ラブコメが大好きです。

 

なんというか、現実と空想の狭間にある物語って感じがいいんですよね。

”恋愛”に特有の面白さを残しつつ、”漫画”というメディアによって恋愛特有の面倒くささとかドロドロ感を打ち消してくれているのがもう最高。

 

ということで歴代のラブコメ(恋愛)漫画作品を振り返っていこうと思っているわけですが、今回はその中でも多くの人にとって身近であろう週刊少年ジャンプに掲載されていたものに絞ってご紹介していきます!

 

 

【目次】

 

 

きまぐれオレンジ☆ロード

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(出典:『きまぐれオレンジ☆ロード』豪華版 1巻表紙)

作品概要

1984年から1987年まで連載(コミックス全18巻)。作者はまつもと泉。 

ジャンプラブコメのパイオニア

当時のジャンプは「コブラ」「北斗の拳」など硬派な漫画が多く連載されており、恋愛漫画はNG的な風潮がありました。それを一変させ、ジャンプに恋愛漫画が掲載される流れを作ったのは間違いなくこの作品の功績でしょう。

 

名ヒロイン「鮎川まどか

やはり恋愛漫画と言えば三角関係ですよね。この作品も例に漏れず「主人公+2人のヒロイン」の分かりやすい構図。

そして今でも語り継がれているのが、そのうちの1人鮎川まどか(あゆかわまどか)」

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(出典:『きまぐれオレンジ☆ロード』愛蔵版 10巻p233より)

いわゆるツンデレ系です。ついでに元不良です。

ぱっと見取り付く島もない雰囲気を漂わせまくっていますが、実はピュアで優しい子。そりゃみんな好きになるわ。

この子に人生を捧げた少年(今は40〜50歳くらい?)はどれくらいいるんだろうか・・・。

 

 

電影少女

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(出典:『電影少女』愛蔵版2巻)

作品概要

1989年から1992年まで連載(コミックス全15巻)。作者はお尻大先生こと桂正和

きまぐれオレンジ☆ロード』が『うる星やつら』的な作品であるとすれば、こちらは『めぞん一刻』(の終盤)のような作品でしょうか。とにかく重厚。

この作品も三角関係を主軸としていますが、めぞん一刻と同様に「メインヒロインは固定。ライバルヒロインが時期によって変わる」といった構図になっています。この様式は後述する『I"s』にも引き継がれていますね。

 

とにかく泣ける

色々と過激な描写がある漫画なので、そちらがクローズアップされがちですが、実は読んでみると滅茶苦茶泣けます。登場人物たちがとにかくすれ違いまくるのでほんと切ない。おまけに心情描写が細かくて、ついつい感情移入しちゃいます。序盤・中盤・終盤、隙がない。

基本的にはライバルヒロインとの恋愛描写をメインに進行していく漫画ということもあって、とにかく容赦がないです。バトル漫画でよくある、主人公の戦闘はぬるいけど、脇役の戦闘はアツい的なあれが存分に楽しめます。

 

筆者的には、ジャンプの恋愛漫画で1番のおすすめ。未読のかたには是非読んで欲しい作品です。

ただし、読んでいるとそこそこ精神的ダメージをくらうので、次の日大事な用事がある場合は控えたほうがいいかも。

 

 

I"s

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(出典:『I"s』文庫版 9巻表紙)

作品概要

1997年から2000年まで連載(コミックス全15巻)。作者はお尻大先生こと桂正和

電影少女』に比べるとマイルドで、気軽に読める作品になっています。より昨今のハーレム系漫画に近いといった感じ。でも電影少女に引き続き恋愛描写は濃い目。

三角関係が主軸ですが、ライバルヒロインが時期によって変わっていきます。『電影少女』と同じ構図ですね。尚、こちらはメインヒロインとの恋愛を中心に物語が進んでいきます。

終盤の蛇足感が玉に瑕。

 

魅力的なヒロイン

もうね、とにかくI"sには捨てヒロインがいないんですよ。キャラが全員魅力的。

ええ、ここまで言ったからには全員紹介しちゃいますよ。

 

まずはメインヒロインの葦月伊織(よしづきいおり)

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(出典:『I"s』3巻p22)

まず葦月伊織って名前が既にかわいいですよね。で、絵を見てもらったら分かるように王道中の王道中の王道の正統派美少女。清楚可憐茶目っ気ありと三拍子揃った誰もが好きになるであろう性格。しかも現役アイドル。どんだけ人気要素詰め込むんや。

 

そしてお次は秋葉いつき(あきばいつき)。 

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(出典:『I"s』6巻p110)

ザ・元気っ娘。見た目も中身も電影少女のメインヒロイン「天野あい」とそっくり。

天真爛漫で何も考えていないように見えて、実は誰よりも優しく、誰よりも主人公を気遣っている健気な子。しかも幼馴染で、幼い頃から一途に主人公のことを想っている。こちらも人気要素詰め込みまくり。

 

続いてはみんな大好き磯崎泉(いそざきいずみ)

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(出典:『I"s』9巻とびら絵コレクション)

小悪魔後輩賢い系少女。 主人公にアプローチかけまくりの押せ押せガール。『AKB49〜恋愛禁止条例〜』の「有栖莉空」っぽいと言えば分かる人には分かるかな?

この手の女の子いいですよね。現実にいたら多分嫌いになると思いますけど、漫画だからOK。

第113話は伝説。よい子は検索しちゃだめよ。

 

最後は麻生藍子(あそうあいこ)

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(出典:『I"s』14巻p19)

蛇足と言われている終盤に登場したヒロインなので、ちょっと影が薄いですが、自分は結構好きです。

おしとやか大人ドジっ娘というこりゃまた色々な要素詰め込みまくり。しかもそれがやり過ぎではないのがいい塩梅。結婚したらいい奥さんになれそうなタイプです。

もう少し活躍の機会があれば・・・。

 

 

というわけで全ヒロイン紹介でした。本当に全員キャラが被っていない&魅力的なんですよね。キャラ設定の見本市ですよ、ほんと。

『I"s』は読んでいて明るくなれるので、電影少女を読んだあとはI"sにはしごするのがおすすめ。

 

 

いちご100%

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(出典:『いちご100%』19巻表紙)

作品概要

2002年から2005年まで連載(コミックス全19巻)。作者は桃栗みかんこと河下水希

こちらは上に挙げた作品に比べるとハーレム色が強くなっています。登場する女性の半分程度が主人公のことが好き。以降の作品を考えると、この辺りで「主人公とヒロインの一対一の恋愛」から「登場人物みんなが主人公のことを好き」に移り変わったのかな。まさに転換期といったところ。

2017年4月より続編の連載が開始。こちらは賛否両論。

 

東西ヒロイン問題

とにかくこの漫画を語る上で外せないのは「メインヒロインは誰なのか」問題ですよ。

ネタバレになるので詳述はしませんが、主人公があっちへフラフラこっちへフラフラ、作者の描写もあっちへフラフラこっちへフラフラで、結局メインヒロインが誰なのかがよく分からないという。Wヒロインってことでいいんでしょうか。

主人公が優柔不断な漫画の代表格。

 

南にもっと活躍して欲しかったな・・・。

 

 

To LOVEる -とらぶる-

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(出典:『To LOVEる -とらぶる-』1巻p3-4)

作品概要

2006年から2009年まで連載(コミックス全18巻)。原作は長谷見沙貴、作画は矢吹健太朗

アニメ、ゲームと言ったメディアミックス、連載終了後にスピンオフの掲載と幅広い展開を見せた大ヒット作品です。

とにかくお色気。なにがあろうとブレずにお色気。コミックスの加筆修正も有名。というかこれのおかげで売れたといっても過言ではない。

 

いつの間にかハーレム

割りと初期の頃は純粋に三角関係の漫画やってた気がするんですけど、いつの間にか「ハーレム漫画の代表格」に登りつめてました。

それと同時に視点の変更が起きているんですよね。

初期の頃は主人公の1人称視点で書かれていることがほとんどで、ヒロインの心情などは極稀に描かれる程度でした。それが連載1周年を過ぎたあたりでヒロイン視点の話が徐々に増え、実質続編のスピンオフではほぼヒロイン側の視点で物語が展開していきます。

主人公が対象として描かれるようになったということが、ハーレム漫画化への伏線だったのかもしれません。

 

 

ニセコイ

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(出典:『ニセコイ』1巻表紙)

作品概要

2011年から2016年まで連載(コミックス全25巻)。作者は古味直志

近年のラブコメで最大のヒットを飛ばしたのが本作。アニメにゲーム、スピンオフの掲載とこちらも様々なメディア展開を見せています。

To LOVEる』ほどハーレム色は強くないものの、やっぱり「登場人物の多くが主人公のことを好き」という傾向は引き継いでいます。基本的には三角関係が主軸。

ツッコミどころの多い作品としても有名

 

原点回帰の王道ラブコメ

最近の少年ラブコメ漫画にしては珍しく、余計な味付けなしの純粋なラブコメです。その王道さが受けたのか、連載期間はそれまでの最長記録だった『いちご100%』を抜き現在1位。

ブコメがヒットしにくいジャンプでこの連載期間は凄いですよね。

 

手を繋いで戦う

ついでに『ダブルアーツ』の話をします。

途中まではセンターカラー貰えたり、表紙まで貰えちゃったりしてて

「あ、これ長続きしそうだな」

って思ってたんですよ。

でも、そこからいきなりの急降下。まさか同時期に連載が始まった『ぬらりひょんの孫』より早く終わるとは思ってもいませんでした。

話がいきなりつまらなくなったわけではないし、なんであんなに人気が急落したのかは未だに謎です。

 

 

ブコメを読もう

というわけでジャンプの人気ラブコメ作品を振り返ってみました。

絵も話も時代とともに、リアル傾向からデフォルメ傾向に大きく変化していますね。これからはどういう方向に進んでいくのか楽しみ。

 

ジャンプに限らず、「ラブコメ」ってやっぱりいいものです。特に一昔前の作品は、最近の漫画にはない面白さがあっていいですよね。携帯電話のない時代だからこそのすれ違い最高。

 

もし読んだことのない作品があれば、この機会に是非読んでみてください。

特に『電影少女』。少年漫画だからと言って侮ることなかれ。

 

ブログ開設2ヶ月&30記事突破! 過去記事やPV数から考える今後のブログ運営

 

こんにちは。

遂にブログを初めて2ヶ月経過しました。

 

あーんど

 

30記事突破!

 

 

2日坊主で終わってしまったライブドアブログから考えると、我ながら大きな進歩です。やっぱりはてなブログ使いやすくてええわー。

 

なんとか完全初心者から2ヶ月ブログを続けることができました!

今回の記事では、過去記事とPV数についての振り返りをしてみようと思います。

 

それでは早速いってみよう!

 

 

【目次】

 

 

更新頻度!

さて、以前開設1ヶ月(と2日)で書いたこち

この記事を書いた時点では14記事。

それから1ヶ月が経過して、合計で30記事。

相変わらずの2日に1回更新ペースですね。5月はGWブーストかけたはずなのにおかしいな・・・。

 

毎日更新できる人って本当に凄いですよね。ましてや1日に複数記事あげれる人なんてもはや神の領域。

自分もGWに毎日更新やってみましたが、もう最後の方なんて半泣きでブログ書いてましたよ。

 

うん。今後も身の丈に合った自分のペースで頑張ります。

 

 

2ヶ月目に更新した記事をご紹介

上のリンクにある「1ヶ月目振り返り」では全記事を振り返ってみましたが、今回は面倒なのでいくつかピックアップしてやっていきたいと思います。

いわゆる編集後記的なやつです。どうぞ。

 

「お腹がすいたけど、金が無い」そんなあなたにおすすめしたいコスパ飯ベスト5

ただただ川柳を詠みたくて書いた記事。真面目な記事だと思って読んでくれたかたは本当にごめんなさい。

腹すかし

ビールを飲んだら

酔まわる

第3回「空きっ腹川柳」佳作

 

念願の『ラーメン二郎 京都店』にやっと行けたので店の様子、味の感想をまとめてみた

本当に美味かった。まったりこってり。あー、食べたい。

こちらは、ご存知ラーメン二郎ブログ界のエース『康太ブログ』さんのインスパイア記事です。なお完飲はできなかった模様。

 

全統模試」「全国模試」ってどんな模試?受験生が必ず受験したい模試一覧

以前1ヶ月目の振り返りであげた目標「打倒、この記事」を見事に達成してくれた記事。

受験生は模試命ということで頑張ってください。っていうか今この文章を読んでいる人の中に受験生はいないよね。

 

国語と数学のすゝめ。勉強する理由、それを実生活に活かすための方法とは?

頑張って書いた記事。いわゆるシンギュラリティ枠です。

でも頑張った割に中身のないペラペラ記事なので、すぐ読み終えることができると思います。

良かったら便座に座って踏ん張っているときの暇つぶしにどうぞ。

 

ハンドスピナーが大人気! 歴代の”回す”おもちゃを振り返ってみよう

最近テレビなどで取り上げられたせいかPV伸びてますね。これもコスパ飯同様、毒にも薬にもならないネタ記事ですが。

未だにハンドスピナーを買っていないのはここだけの話。

 

コーヒーを飲むなら「マキネッタ」がおすすめ。お手入れが簡単で手軽に楽しめる!

最新記事です。これも真面目な感じのタイトルつけてますが、中身はネタ記事です。炎の四番勝負とかやってるんでコーヒー嫌いなかたも是非。

 

というわけで記事紹介でした。

 

 

PV数振り返り

最近は嬉しいことに本当に色々なかたに見てもらえるようになりました。

日によって多少ズレはありますが、Google アナリティクスによると、ここ数週間のおおよそのPV数は1日に100程度。伸びるとき(大体5日に1回の頻度)で150といったところです。

流入経路はほとんど検索からですね(約9割)。そのせいか直帰率が高いのが今のところの悩みです。改善のためにも、そのうちサイト内の導線を整えるつもり。

初心者ブロガーとしては平均的な伸び方なのかな?まあこんな感じでぼちぼちやっていこうと思います。これからもよろしくどうぞ。

 

 

今後の目標

まずブログ開設前にたてた目標「継続と文章力向上」。この2つはこれからも変わらず中心に据えて運営していこうと思っています。一般人の徒然の標語に決定。

 

そして新たに「サイトの整備」を頑張ってみようかな、と考えています。

 

このブログの訪問者の7割程度がスマホからみたいなので、スマホ版サイトをいじりたいんですけど、その際に必要になるのがはてなブログproの登録。

 

いやー。

今結構悩んでいます。

 

まだ早いかな〜って気持ちもあったり、結局いつかはproにするんだから早めでもいいのかなっていう気持ちもあったり。

 

あと広告外したいんですよね。

単純に見づらいので。自分は広告ブロックしているので見えないんですけど、多分変なところに貼ってありますよね?

自分のドメインってやつも欲しいし。

 

とまあ、色々とproにしたい理由があるわけですよ。

ただ、最近ちょっと忙しくて、多分今proにしてもデザインをいじる時間がないような気も・・・。

 

もう少し記事数増やして、それから本格的に考えてみたいと思います。

石橋を叩いて渡るっていうのはいいことですよね。多分。

 

 

まとめ 

というわけで強引にまとめてしまいましたが、無事2ヶ月&30記事達成することができました。やっとブログ運営の入口に立てたといったところでしょうか。

2ヶ月経過しての目標を改めてまとめると

  1. 3ヶ月継続
  2. 文章力の向上
  3. サイトデザインの見直し

の3つ。こちらを新しい目標&標語として、改めてやっていこうと思います。

 

今後も特化ブログにせず、雑多なブログにしていくつもりです。一応自分の中では、「通勤通学途中の電車の中や、トイレの中でう◯こしながら読むのにちょうどいい感じ」の記事を作っているつもり。とどのつまり何が言いたいかって言うと、数分の暇つぶしになるような記事を書いていきたいなーってことです!

おそらくしょうもない記事を量産していくとは思いますが、何卒よろしくお願いします。

 

コーヒーを飲むなら「マキネッタ」がおすすめ。お手入れが簡単で手軽に楽しめる!

 

みなさん、コーヒー飲んでいますか?

 

最近では「コンビニコーヒー」に「サードウェーブコーヒー」と美味しいコーヒーを手軽に楽しめるようになってきています。でもわざわざコーヒーのためだけに外に出るのも大変ですよね。毎日飲むとなるとそこそこの出費ですし。

 

だったら家でコーヒー淹れちゃいましょう!

 

好きな豆を買って、香りを楽しみながら自分で淹れるコーヒーはいいもんです。もはや飲むよりも淹れるほうがメインイベントだったり。

  

ただし、問題点が1つ。

片付けやお手入れが凄い面倒なんですよ。

ゴミはでるわ、粉は散乱するわ、洗い物も一気に増えるわでもう大変。それを毎日1、2杯のためにするのは地殻を突き破るレベルで腰が重い。

 

しかしそんな問題を解決してくれる素晴らしい器具があるのです。

それが「マキネッタ」

 

というわけで今回はマキネッタの素晴らしさを存分にご紹介していこうと思います。

 

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【目次】

 

 

マキネッタとは?

簡単に言えば「直火式のエスプレッソメーカー」です。マキネッタにコーヒー豆と水をセットし、火にかける。たったこれだけで本格的なコーヒーを抽出することができます。

 

エスプレッソメーカー”というだけあって、濃い目のコーヒーを抽出することができます。と言ってもマシンを用いて抽出されるエスプレッソに比べればそこまで濃くはないので、全然そのままブラックでも飲めちゃいます。ドリップ以上エスプレッソマシン未満といった感じ。

 

牛乳を足してカフェラテにしてもよし、お湯を足してアメリカンにしてもよし、そのまま飲んでもよし、と本当に優秀な子です。  

 

 

「淹れるの簡単!お手入れ簡単!」炎の四番勝負

マキネッタの真価はなんと言ってもそのお手軽さ

ここでは他の代表的な抽出方法と比較しながら考えてみたいと思います。 

ちなみに味については考慮しないということで。

  

VS ハンドドリップ

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コーヒーを家庭で楽しむといったら最初の選択肢として挙がってくるのが「ハンドドリップ」

確かにお手軽、それは間違いないです。

 

でも美味しく淹れるの結構難しいんですよね・・・。

 

各地でコーヒー教室が開かれているほど、想像以上に繊細な技術が必要とされているのがハンドドリップ。初心者は中々上手に抽出することができません。かく言う自分もどれほどのコーヒー豆を泥水に変えてきたことか・・・。

マキネッタでコーヒーを淹れる際にテクニックは必要ないので、ここはマキネッタに軍配があがりますね。

 

 

VS フレンチプレス

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お次は手で圧力をぐっとかけて抽出する「フレンチプレス」。

マキネッタもフレンチプレスもどちらも抽出後、そのままサーバーとして使用することができるので、洗い物の数的には差はなし。

 

しかし問題はその洗い物の中身。

 

フレンチプレスは底に抽出後のコーヒー豆が溜まってしまうので、結構お手入れが面倒なんですよね。あの掻き出していく感じがちょっとしんどい。

一方マキネッタは、コーヒー豆が処理しやすい場所に固められているので非常にお手入れが簡単。その間わずか10秒。

この勝負もマキネッタの勝利

 

 

VS サイフォン

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理科の実験器具のようなルックスの「サイフォン」。抽出の様子を見ていると童心に返ります。

とにかく淹れるのが難しい。温度調整と撹拌が鬼。

決して”お手軽”とは言えないので、マキネッタの勝利ってことで。

ちなみに反射で映っているナイスガイは筆者ではないです。

 

 

VS コーヒーメーカー

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さあ最終勝負は、使用者が最も多そうな「コーヒーメーカー」

ザ・お手軽の代名詞。ミル付きのやつなら豆と水をセットしてボタンを押すだけで淹れてくれますからね。どんなに忙しいときでも美味しいコーヒーを楽しむことができます。

というわけで淹れる際の手間ではマキネッタの完敗・・・。

 

しかーし!

 

とにかくコーヒーメーカーはお手入れが面倒!でもこまめに洗わないと故障することがあるんですよね・・・。

その点マキネッタは簡単に分解できて、しかも水洗いでOKだから超ラクです。後片付けはマキネッタの圧勝ですね。

 

ここまで1対1で五分五分の勝負。さあこのまま引き分け・・・・

 

いやいや1つ忘れていることがありますよ。

そう、値段です!

 

マキネッタは大体3000円程度が相場。一方コーヒーメーカーは安いものでも1万円くらいはします。”お手軽”という観点から見ればマキネッタの勝利と言えるのかな? うん、そういうことで。

 

 

マキネッタにおすすめのコーヒーミル

せっかくマキネッタでコーヒーを淹れるなら、挽き方にもこだわりたいですよね。

マキネッタは細挽きが丁度いい挽き目と言われてます。

最初のうちはお店で挽いてもらうのも全然ありだと思いますが、豆は1度挽いてしまうと一気に香りが飛んでしまうので、早めに飲まないと本来の風味を味わえなくなります。

 

だったら、もうコーヒーミル買って家で挽いちゃいましょう!

 

おすすめはこち

  • コーヒー豆が飛散しにくく、周りを汚さない。
  • お手入れが他のミルと比較して超簡単。
  • マキネッタ専用の挽き目がある。細挽きが得意。

と、まさにマキネッタでコーヒーを飲むための申し子のような存在

普通にハンドドリップやエスプレッソ用にも使えますので興味あるかたは是非調べてみてください。

 

 

まとめ

というわけでマキネッタについて色々とまとめてみました。

「とにかく気軽に、尚且つお店レベルのコーヒーを楽しみたい!」というかたには、マキネッタがベストアンサー!(エアロプレスもありかも)

 

ちなみにマキネッタは

 

ビアレッティ モカエキスプレス(アルミニウム製・伝統の味)

ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 2カップ

ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス 2カップ

  • 出版社/メーカー: BIALETTI (ビアレッティ)
  • メディア: Housewares

 

 

ビアレッティ ヴィーナス(ステンレス製・IH対応)

ビアレッティ 直火式 ヴィーナス 4カップ 1682

ビアレッティ 直火式 ヴィーナス 4カップ 1682

  • 出版社/メーカー: BIALETTI (ビアレッティ)
  • メディア: ホーム&キッチン

 

 

 ビアレッティ ブリッカ(エスプレッソのようなクレマ=泡がつくれる)

ビアレッティ ブリッカ 2カップ 6188

ビアレッティ ブリッカ 2カップ 6188

  • 出版社/メーカー: BIALETTI (ビアレッティ)
  • メディア: ホーム&キッチン

 

 

このあたりがお手頃でおすすめ。

 

 

イタリアの伝統の味「マキネッタ」、是非みなさんも試してみては?

 

「Amazon Fire TV」を購入して1年半、Appleユーザーによる感想

 

2015年の11月頭に「Amzon Fire TV」を購入して1年半が経過しました。

スティック型のものではなくて、平べったいほうです。

 

もうね、とにかく買ってよかった

もはや生活の一部と化していて、毎日のように使っています。

 

というわけで早速所感をまとめてみようと思います!

 

 

【目次】

 

 

購入前、「Apple TV」との比較

そもそも11月頭って購入時期としてはちょっと微妙です。

というのも、9月の終わり頃に「プライム・ビデオ」の配信が開始され、丁度その時期に「Fire TV」の予約が開始されたから(発売日は10月28日)。

予約すると3000円も安く購入することができたため、初期に入手した人のほとんどは初回予約購入者だと思います。

 

それなのに何故中途半端な時期に買ったのか。それは「新型Apple TV」の発売を待っていたからです。

 

私は現在iPhoneiPadMacBookの3台のApple製品を使用しています。当然その流れから行くとApple TVを使用したほうが色々と都合がいいわけで、9月に新型機が発表されてからはそちらを購入するつもりでした。

でも結局悩んだ末に、以下の理由で「Fire TV」を選択しました。

  • 4K対応。
  • Apple TV は「プライム・ビデオ」非対応(購入当時)。
  • 価格差。

上2つの差もありながら、大きな値段の差があったこと。さらに実際にApple Storeに行って実際に本体を触ってみたところ、UIに不満を感じたこともあって、結局「Fire TV」を選びました(iTunesでコンテンツをあまり購入しないのも理由の1つです)。

 

 

使用感は?

とにかく気軽に使える。

一瞬でスリープ状態から立ち上がり、リモコンを手にして10秒後には動画を見ることができます。

プライム・ビデオやPrime Musicを視聴することに特化しているので、ごちゃごちゃ感がないのも嬉しい。

 

また、ベースがAndroidということもあって、カスタマイズ性がかなり高いのもいいですよね。メディアサーバー機能もしっかり果たしてくれます。使ってないけど。

 

また動画再生が途中でとまったりすることがないのも好印象です。自分は寝室にPS4を置いていて、そちらでプライム・ビデオを見ることがありますが、結構途中で再生がとまっちゃうんですよね。一方「Fire TV」は4K画質の映像でもスムーズに読み込んでくれてストレスフリーで使用できています。

 

 

母艦としての性能

と、ここまでべた褒めしてきましたが、欠点が1つだけ。

母艦として使用するには物足りないかな〜、って思います。

手軽であるがゆえに、細かいところに踏み込んだ使い方には向いていないと感じます。端末間の連携機能もちょっと弱い。

そういう意味では、「Fire TV」をメインとして使うというよりは、プライム・ビデオの視聴に特化した専用機として使っていくのがおすすめです。

 

 

こんな人におすすめ!

プライム・ビデオやPrime Musicを使用している人は、例え周りをApple製品で固めているとしても、間違いなく買いだと思います。そもそもTVに接続して使うメディアプレーヤーiCloud連携はあまり必要がない気もするような。。。

 

一方「Hulu」や「Netflix」などの他の動画配信サービスや、「Apple Music」「Spotify」といった音楽サービスを使用している人は、ぶっちゃけ他の選択肢もありかも。わざわざプライム・ビデオを使用する必要もありませんしね。

 

自分は本当に見たい映画は映画館で、音楽は非可逆圧縮で保存してNAS→レシーバー経由で楽しんでいます。そこのコンテンツの隙間を埋めるのにAmazonのサービスはピッタリといった感じです。でも単体で使うにはちょっと物足りないですね。あくまで併用前提。

 

 

読み返してみても割りとべた褒めしてますが、それに相応しい出来栄えの商品です。

プライム会員に登録している人で「Fire TV」を買わないのは本当にもったいない!

最近ではスティックも新型が発売され、まさに今が買い時。是非とも1度購入を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

「ハンドスピナー」が大人気! 歴代の”回す”おもちゃを振り返ってみよう

 

最近謎のおもちゃハンドスピナーが評判になっています。

 

 

簡単に言えば、とにかく回すことに重点を置いたおもちゃ!

 

回っているのを無気力にひたすら眺め続ける・・・。

聞いた限りではつまんなそうな感じが漂いまくっていますが、謎の中毒性があるらしく、一度回し始めたらやめられないのだとか。

アメリカでは主に学生の間で大流行しているおもちゃで、そのあまりの人気ぶりに一部地域では使用を禁止している学校もあるそうです。

日本でも『日本ハンドスピナー協会』が設立されたり、YouTube上で話題になったりじわじわと広まっています。

 

そんな「ハンドスピナー」ですが、やっぱりこのおもちゃの肝と言えば”回す”こと。ここまで純粋に”回す”ことに対して向き合うおもちゃって多分ありませんでしたよね?

 

ハンドスピナー」以上の”回す”おもちゃが果たして存在するのか?それを探るために過去の”回す”おもちゃを簡単に振り返ってみましょう!

 

 

ベーゴマ 

ベーゴマセット【恐竜シリーズ(5種類)】

ベーゴマセット【恐竜シリーズ(5種類)】

  • 出版社/メーカー: 日三鋳造所
  • メディア: おもちゃ&ホビー

1920年代に流行した独楽遊びの1種。

ゲームやアニメでよくある「勝ったら相手の◯◯を貰える」を地で行っていたことで有名。

”回す”系おもちゃの代表格と言えばこいつですよね。

 

 

フラフープ

Shusoul ダイエット フラフープ 大人用 エクササイズ に 理想のくびれを 直径95? 8本組

Shusoul ダイエット フラフープ 大人用 エクササイズ に 理想のくびれを 直径95? 8本組

  • 出版社/メーカー: Shusoul(シュソール)
  • メディア: その他

1950年代に大流行した遊具。

アメリカでのヒットを受けて日本に上陸。その後日本でも大ヒットを記録。

最近ではただの遊具には収まらず、スポーツ競技、ダンスやエクササイズなど様々な場面で大活躍しています。

流行から我々の生活に定着した、おもちゃを超えたおもちゃです。

 

 

アメリカンクラッカー

アメリカンクラッカー ブルー

アメリカンクラッカー ブルー

  • 出版社/メーカー: メガハウス
  • 発売日: 2005/02/03
  • メディア: おもちゃ&ホビー

1970年代にヒットした、ぱっと見催眠術に使えそうなおもちゃ。

実際は2つの球をぶつけあって、音を出して楽しむものです。

上級者は球を高速回転させながら、リズミカルに音を鳴らすことができるみたいです。

 

 

ハイパーヨーヨー

ハイパーヨーヨー ハイパークラスター MB・S2スターウイング ブレイズグリフォン

ハイパーヨーヨー ハイパークラスター MB・S2スターウイング ブレイズグリフォン

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • 発売日: 2011/07/23
  • メディア: おもちゃ&ホビー

1990年代に大流行したおもちゃ。

ただのヨーヨーにストーリー性やカスタマイズ性を付加することによって大ヒットしました。

その頃流行っていた『ミニ四駆』や『ビーダマン』のように、見た目や価格だけではなく、性能面に差をつけることによって、遊びとしての幅広さを提供したのもヒットの一因。

武器としての使用は禁止。

 

 

ベイブレード

2000年代に大流行したおもちゃ。

前述のベーゴマをベースに、より簡単に、より激しく遊べるように進化させた商品。

全盛期の頃は全国のおもちゃ屋さんで品薄が続き、偽物も多く出回っていました。

現在でも『ベイブレードバースト』と名を変え、商品展開が続いています。 

ベイブレード バースト B-34 スターター ビクトリーヴァルキリー.B.V

ベイブレード バースト B-34 スターター ビクトリーヴァルキリー.B.V

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • 発売日: 2016/04/02
  • メディア: おもちゃ&ホビー

サンシャイン池崎がやっているCMが個人的にツボ。

 

 

クラッシュギア

クラッシュギア マッハヴィクトリー

クラッシュギア マッハヴィクトリー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • 発売日: 2003/10/31
  • メディア: おもちゃ&ホビー

大ヒットしたのかと言われれば、そうでもない。

車?が不規則に回転しながら頭の角をぶつけ合うシュールなおもちゃ。見た目ビーダマン、中身ベイブレードミニ四駆。コースアウトしたクラッシュギアが襖に穴を開けるのはお約束。

自分は結構好きです。

 

 

ペン回し

【ペン回し専用ペン】 ZHIGAO V11 (青)

【ペン回し専用ペン】 ZHIGAO V11 (青)

  • 出版社/メーカー: ZHIGAO

だいぶ前から『ペン回し』自体は存在していましたが、本格的に表にでてきたのは2000年代。

ネット上の動画から大きく広まっていき、競技としての立場を確立しました。その結果2008年にはペン回し専用のペンが発売されることに。

割りとハンドスピナーに近いものがありますよね。

 

 

ハンドスピナー

そして「ハンドスピナー」。海外での流行を受けて、遂に日本にもその波がやってきました。

2本指で中心部分を挟んで回転させるだけのおもちゃです。

 

ここまで”回す”おもちゃを振り返ってみましたが、”回す”ことに純粋に特化しているのはやはりこれ。他のおもちゃは「回して戦わす」「上手く回して技を決める」ことがメインであるのに対して、ハンドスピナー「回っているのを眺める」おもちゃですからね。純度が高すぎるわ。

 

ハンドスピナー歴の長い人は、そこからさらに一歩進み、独自に生み出した技を決めて楽しむといった新しい遊び方を追求していっているみたいです。

そのうちハイパーヨーヨーやペン回しのように、競技方向に特化していく可能性も十分にありますね。

 

 

まとめ 

というわけで歴代の流行”回す”系おもちゃ(とクラッシュギア)について振り返ってみました。

おそらくこれからますます話題になっていくだろう「ハンドスピナー」。まだ、経験したことのない人は是非試してみてください!

 

 

偉そうに勧めておいてなんですが、自分もまだ触るどころか実物を見たことすらないので、明日買いに行きます・・・。